道徳の授業で「ひとりぼっちのYちゃん」という話を読み、「だれにでも公平に接することの大切さ」について考える学習をしました。事前に、普段の友達への接し方についてアンケートを取り、ほとんどの児童が「意地悪したりしていない」「みんなと仲良くすることは大切だ」と答えていました。しかし、一部の子が「友達にされて嫌だと感じたことがある」「つい、ふざけてからかってしまった」という経験があることに気付くと、驚いていました。
教材を通して、一人ぼっちにされたYちゃんの気持ちや意地悪をしてしまった主人公(私)の意地悪をやめられない理由について考える中で、どうしたらYちゃんのような思いをする子がいなくなるのかを考えました。子どもたちは「困っている子に進んで声を掛ける」「相手の個性を理解する」など様々な考えをもつことができました。
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